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【イギリス】2005.07.21 発表

気候変動協定が大きな成果 産業界からのCO2排出削減量 目標の2倍に

 イギリスの産業界は、気候変動協定(CCAs)により、CO2排出量を、目標値の2倍以上に上る1440万トン削減したことが明らかとなった。これは、気候変動協定の下で合意された最低限の削減目標を、890万トンも上回る。最も削減量(絶対量)が多かったのは、鉄鋼業、アルミニウム業、セメント業及び化学業で、製紙業及び食品・飲料業もエネルギー効率を大幅に改善した。7月21日に公表された、気候変動の成果は、以下のとおり。
●全体の排出抑制量は1440万トン
●42部門中38部門において、全ての施設が、引き続き、気候変動税の減税を申請する資格を獲得した。
●98%の施設が目標を達成し、気候変動税の減税措置を更新した。
●すべての部門で、改善が続いている。
●鋼鉄業では、生産高の増加にかかわらず、引き続き目標達成を記録した。
 気候変動協定は、エネルギー効率化に関する10年間の協定で、企業が排出削減目標を達成した場合には、気候変動税の80%減税が約束される。同協定は、2001年に、政府と44の産業部門との間で締結された(企業5000社以上、施設12,000カ所以上をカバー)。同協定では、2010年までに、CO2排出量を850万トン削減できると予測されている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2005/050721b.htm

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