【国連】2005.07.29 発表
愛知万博を開催中の愛知県で、7月26日から29日にかけて、「こども環境サミット2005」が開催された。こども環境サミットには、世界65カ国から600人の子供たち(10才~14才)が参加。エネルギーや生物多様性、水、リサイクルといった問題に配慮するよう、世界各国の首脳らに求めるとともに、子供たちが自ら、環境にやさしい行動を起こすことを誓った。
4日間にわたる会議では、毎日異なったテーマ(エネルギー、生物多様性、水、リサイクル)が取り上げられ、ワークショップ、現地視察なども行われた。
11人の子供たちで構成される「ジュニア委員会」は、政府や企業のトップに対し、環境配慮を呼びかける請願を策定した。また、子供たちが環境へのメッセージを書いた、長さ14mの大きなキャンバスは、2005年9月にニューヨークで開催される首脳会議の会場に運ばれることとなった。
なお、今回のこども環境サミットは、秋篠宮殿下が名誉総裁を務められ、ご一家でイベントにも参加された。
こども環境サミット2005に続き、2006年にマレーシアのプトラジャヤで、2008年にはノルウェーのスタヴァンゲルで、トゥンザ子供会議が開催される予定である。【UNEP】
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