【原子力安全・保安院】2005.08.10 発表
原子炉を起動中だった日本原子力発電(株)の東海第二発電所(沸騰水型軽水炉、定格電気出力110万キロワット)で、平成17年8月10日14時20分頃、原子炉起動時に原子炉へ給水するためのポンプ(電動駆動原子炉給水ポンプ)の出口弁が正常に作動していないことが確認されたため、日本原電は同日15時から原子炉の手動停止操作を開始。このトラブルについて調査を行うことにした。
東海第二発電所は17年4月23日から実施していた定期検査後を終了し、いったん8月7日に原子炉を起動させていたが、その起動中にも蒸気漏れが起こり、7日22時46分に原子炉手動停止が行われていた。
今回の手動停止は、蒸気漏れを起こした主蒸気トンネル室内の排水弁に異常がないことが確認された後の再起動中の出来事だった。【原子力安全・保安院】
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