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【水産庁】2005.08.08 発表

水産庁の漁業調査船開洋丸が「日本・アルゼンチン共同若齢マツイカ調査」に従事へ

 水産庁の漁業調査船開洋丸(総トン数2,630トン)は、2005年8月9日から12月21日まで、日本政府とアルゼンチン政府が南西大西洋で行う「日本・アルゼンチン共同若齢マツイカ調査」に従事することになった。
 アルゼンチン沖の大西洋に生息するアルゼンチンマツイカは、1999年には100万トンを超える漁獲量を記録した世界最大規模の頭足類資源であったが、その後急激に漁獲量が減少し、日本やアルゼンチンのいか釣業界に深刻な影響を与える。
 今回の共同調査実施は、05年1月に開催された日・アルゼンチン漁業協議で合意されていたもの。
 調査は(1)若齢マツイカの水平分布、鉛直的分布の解明、(2)若齢マツイカの成長、回遊、餌料などの生態学的な知見収集、(3)若齢マツイカの分布と海洋環境との関連性解明−−の3点を目的とし、(一)表中層トロール、多段開閉式プランクトンネットによる水深別の若齢・幼体マツイカの採集、釣りによる成熟マツイカの採集、人工授精・ふ化稚仔の飼育実験、(二)水温、塩分、溶存酸素量、クロロフィル、動物プランクトンの測定などの海洋観測−−を行う予定。【水産庁】

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