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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2005.07.22 発表

夏休みに飛行機に乗る時は、カーボンオフセット!

 イギリスのモーレイ大臣は、今年の夏、飛行機で旅行に出かける人々に、「カーボンオフセット(炭素の相殺)」を考えてみるよう呼びかけている。
 航空機からのCO2排出量は、気候変動の大きな要因となりつつあるが、カーボンオフセットは、旅行客が、CO2排出量を削減するような事業(自国または外国で実施される再生可能エネルギー事業など)に寄付を行うことで、航空機の利用に伴うCO2排出量を相殺しようというもの。
 イギリスは、2005年のG8サミットにおいても、カーボンオフセットを実施し、また、2006年4月からは、中央省庁でも、出張などに際して、カーボンオフセットを実施する予定だ。
 モーレイ大臣は、大西洋を往復するフライトでも、旅客一人当たり、最大2トンのCO2が排出されると指摘し、「全てが相殺できるわけではないが、旅行客の皆さんには、休暇を楽しむことに加え、相殺のためのスキームに寄付して、環境影響を減らすことができないか 考えていただきたい」と呼びかけている。カーボンオフセットの費用はそれほど高いものではなく、地中海へのフライトであれば、約5ポンド(1000円)で相殺できるという。
 なお、カーボンオフセットのための仕組みは、クライメート・ケアやフューチャー・フォレストなど数社が用意している。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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