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[国内エコニュース一覧]

【水産庁】2005.08.09 発表

宮崎県、宮崎海域のカサゴについて「資源回復計画」作成

 宮崎県は宮崎海域のカサゴについて「資源回復計画」を2005年8月9日までに作成した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 宮崎県のカサゴ漁獲量は、平成元年には40トン程度あったが、それ以降は減少傾向に転じ、16年には12トンまで低下。さらなる減少が懸念されている。
 今回の「資源回復計画」は、平成21年以降の漁獲量を現状程度の12トンに維持することを目標に、(1)10月から4月をかさご延縄漁業の禁漁期とする、(2)全長18センチ以下の小型魚再放流、(3)稚魚放流区域を2年間禁漁とする、(4)17年度から21年度までに県下全域に計約30万尾のカサゴ稚魚を放流する、(5)漁業者と連携した藻場造成−−などの措置を盛り込んでいる。【水産庁】

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