【環境省】2005.08.12 発表
17年7月中に都道府県などから環境省に報告されたアスベストに関する健康相談事例の内容を同省がまとめた結果、事業所内ではなく、一般環境経由でアスベストにさらされたことにより、健康被害が発生した可能性がある事例が145例あることが、17年8月12日までに判明した。
145例の内訳は中皮腫に関する相談が116例で、うち相談者の近隣にアスベスト関連事業所が存在した事例が41例あった。一方、肺がんに関する相談は29例で、相談者の近隣にアスベスト関連事業所が存在した事例はうち14例。
なお145例中101例(中皮腫に関する相談80件、肺がんに関する相談21件)が兵庫県尼崎市での相談事例だった。
環境省ではこの結果を受け、兵庫県、尼崎市と協力して、今後尼崎での中皮腫死亡事例などに関する調査を実施する方針。【環境省】
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