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【内閣府】2005.07.28 発表

食安委、殺虫剤ピリダリルの一日摂取許容量の検討結果を厚生労働大臣に通知

 内閣府食品安全委員会は平成17年3月に厚生労働大臣から意見を求められていた殺虫剤「ピリダリル」の食品健康影響評価書第2版を平成17年7月27日までにまとめ、この評価書にもとづき、ピリダリルの一日摂取許容量(ADI 注1)の検討結果が「1日体重1キログラムあたり0.028ミリグラム」となったことを17年7月28日に厚生労働大臣に通知した。
 同委員会では評価にあたって動物代謝、植物代謝、土壌中運命、水中運命、作物残留、土壌残留、急性毒性、亜急性毒性、慢性毒性、発がん性、2世代繁殖、発生毒性、遺伝毒性などの試験を行ったが、今回の評価書は試験結果から発がん性、遺伝毒性、繁殖能に対する影響、催奇形性、は認められなかったと結論。
 また、各試験で悪影響が認められなかった最大投与量(無毒性量)の最小値はラットを使った繁殖試験の「1日体重1キログラムあたり2.8ミリグラム」であったため、この数値に安全係数として100分の1を掛けて、一日摂取許容量(ADI 注1)を1日体重1キログラムあたり0.028ミリグラムと算定したもの。

(注1)人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康に影響をおよぼさないと判断される量。1日当たりの体重1キログラムに対する質量として表わされる。【内閣府 食品安全委員会】

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