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【国土交通省】2005.08.12 発表

愛・地球博バイオラング、人工芝に比べ約20〜30℃も表面温度抑制

 「愛・地球博」長久手会場に設置された世界最大級の緑化壁(バイオラング)がすぐ近くにある人工芝に比べ、約20~30℃も表面温度を抑制していたことが、国土交通省国土技術政策総合研究所の測定結果で判明した。
 バイオラングは「愛・地球博」長久手会場内センターゾーンに設置された3つの自立型緑化壁で、横幅は約150メートル、最大高さは15メートル。緑化面積は約3,500平米にのぼる。
 また緑化に利用されている植物は野生草花、鑑賞草花、地被類、ツル植物、灌木など約200種にわたっている。
 国土技術政策総合研究所では、博覧会の会期中、バイオラングの赤外線熱画像撮影装置による継続撮影や、温度センサーによる温度連続測定を行っているが、今回公表されたデータは台風7号が通過後、気温が33.4℃に上昇した平成17年7月28日正午のデータ。
 赤外線熱画像撮影結果では、バイオラング正面にある人工芝の表面温度が52~57℃、グローバル・ハウスの金属板の屋根の表面温度が42~45℃を記録したのに対し、バイオラングの表面温度は25~35℃に抑制されていた。
 また、同日の温度センサーによる温度測定結果でも、白色コンクリート板の表面気温が35.5℃だったのに対し、バイオラングの表面気温は28.7~34.2℃にとどまっていた。【国土交通省】

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