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【内閣府】2005.08.18 発表

殺菌剤ピラクロストロビンの食品健康影響評価案への意見募集実施

 内閣府食品安全委員会は平成15年11月に厚生労働大臣から意見を求められていた殺菌剤「ピラクロストロビン」の食品健康影響評価案をまとめ、この案について17年9月14日(必着)まで意見募集を行うことにした。
 同委員会では評価にあたって動物代謝、植物代謝、土壌中運命、水中運命、作物残留、土壌残留、急性毒性、亜急性毒性、慢性毒性、発がん性、2世代繁殖、発生毒性、遺伝毒性などの試験を行った。
 今回の評価案では試験結果から発がん性、遺伝毒性、生殖毒性、催奇形性、神経毒性は認められなかったと結論。
 また、各試験で悪影響が認められなかった最大投与量(無毒性量)の最小値はラットを使った慢性毒性試験と発がん性試験の「1日体重1キログラムあたり3.4ミリグラム」であったため、この数値に安全係数として100分の1を掛けて、一日摂取許容
量(ADI 注1)を1日体重1キログラムあたり0.034ミリグラムと算定した。
 意見は郵送、FAX、意見募集ホームページで受付けている。

(注1)人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康に影響をおよぼさないと判断される量。1日当たりの体重1キログラムに対する質量として表される。【内閣府 食品安全委員会】

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