【国連】2005.08.09 発表
8月9日は、国際先住民の日。文化の多様性を祝うとともに、先住民の人々が、連日、存続を賭けた闘いを続けていることを思い起こす日である。
UNEPにとって、国際先住民の日を祝うことは、環境と文化の多様性が切り離せないものであることを認識する点で重要な意味を持つ。現在、動植物だけではなく、多くの先住民グループもまた、絶滅の危機に瀕している。自然の多様性も民族の多様性も、地球の安定と恒久的な平和のために重要な要素であり、民族の多様性を尊重することは、自然の多様性を尊重することにつながる。
また、UNEPは、持続可能な開発を考えていくためにも、先住民が重要な役割を担うことを強調する。先住民は、自然資源の管理について素晴らしい知識を有し、UNEPにとって重要なパートナーである。先住民の方法を学び、尊重し、そして、環境や開発について検討する際に、彼らを巻き込んでいくことは、自然と文化の多様性を守ることにつながっていく。【UNEP】
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