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【経済産業省】2005.08.26 発表

経産省所管企業・59社の従業員557人にアスベスト健康被害 

 経済産業省は平成17年8月26日、同省所管企業のうち、アスベストが原因とみられる健康被害が発生している企業数は59社、その従業員疾病者は計557名、うち死亡した人が451名にのぼっている−−との調査結果を公表した。
 59社中、31社は過去にアスベスト(石綿)含有製品を製造していた企業。アスベスト含有製品の製造企業での健康被害発生状況については、すでに17年7月15日に89社の調査結果を公表していたが、発表後に一部企業からデータの訂正が報告され、また新たに4社の製造企業のデータを把握できたことから、今回の発表時にデータを改定した。
 31社の従業員疾病者は483名で、このうちすでに死亡している従業員数は391名、現在療養中の従業員数は92名とされている。
 なお、59社の残り28社は、アスベスト含有製品製造企業以外の同省所管企業。
 経済産業省では、7月25日付けで所管の業界団体を通じ、約10万社の企業に対し、アスベスト健康被害についての自主的な情報開示を要請しており、28社のデータは8月22日までに健康被害の発生が把握されたもの。その従業員疾病者数は74名、うち死亡した人が60名にのぼっていると報告されている。【経済産業省】

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