【農林水産省】2005.08.27 発表
茨城県小川町の採卵鶏飼養農場・佐々木清繁小川農場(飼養羽数約9万羽)で平成17年8月27日までに、H5亜型のA型(注1)インフルエンザウイルスに対する抗体陽性が新たに確認された。
この養鶏場は13ある鶏舎がすべて開放型となっているため、飼育中の採卵鶏約9万羽はすべて殺処分される見込み。また養鶏場を中心とした半径5キロメートル以内の区域を新たに「移動制限区域」として設定。この範囲内にある養鶏場などに対する、飼養鶏の移動制限措置なども実施される。
(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1~15の15型、NではN1~9の9型が知られている。【農林水産省】
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