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【水産庁】2005.08.30 発表

長崎県、大村湾のナマコについてについて「資源回復計画」作成

 長崎県は大村湾のナマコについて「資源回復計画」を2005年8月30日までに作成した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 大村湾のナマコの漁獲量は、昭和45年には728トンあったが、それ以降は減少傾向に転じ、平成13年には149トンにまで低下。資源水準は低いままにとどまっている。
 今回の「資源回復計画」は、平成19年までにアカナマコとアオナマコの資源量(136トン)を約50%増大させることと、クロナマコの積極的採捕によりアオナマコの生息環境を確保することを目標に設定。
 具体的な資源回復措置としては、(1)従来の4月1日から10月31日までに加え、11月・2月、3月の3か月間も休漁期間に加える、(2)体重100グラム以下のアカナマコ、アオナマコの採捕禁止、(3)禁漁区を設定し、禁漁区内のクロナマコを積極採捕する一方で、アオナマコを放流する、(4)漁業者および漁協による種苗放流、(5)自然石投入によるナマコ生息場の造成、清掃作業などによる漁場環境改善−−などの措置を盛り込んでいる。【水産庁】

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