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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2005.08.15 発表

携帯電話の着信音を 絶滅危惧種の動物の声に

 ドイツ連邦環境省は、8月15日、絶滅の危機にある動物の保護を呼びかけるキャンペーン「自然が呼んでいる」を開始した。これは、特に若者を対象にしたもので、若者に人気のある「携帯電話の着信音」を利用したものである。連邦環境省のホームページから、オオカミやゾウ、パンダなど6種類の絶滅の危機にある動物の声を、着信音としてダウンロードすることができる。
 現在、日々、150種の動植物が絶滅している。また、8,000種の動物と40,000種の植物が絶滅の危機にある。これらの多くは、人間の活動が影響しているものである。このため、1973年には、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」が採択され、約170カ国が批准している。同条約により、5,000種以上の動物、約30,000種の植物が保護されている。しかし、状況は悪化しており、税関でこれらの動植物の持ち込みを摘発された件数は、1981年には1500件であったのが、2004年には37,000件に増加した。こうした現状に対処するため、このキャンペーンでは、携帯電話の着信音により、人々の意識を高めることを目的にしている。【ドイツ連邦環境省】

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