EPAは、「世代間環境保健教育普及プロジェクト」による10万ドル（1100万円）の補助金を、「ジェネレーション・ユナイテッド」に給付することを公表した。
　この補助金は、各世代が、都市や地方のコミュニティの環境保健状況を改善するよう促すことをねらいとしたもので、全国を対象に、世代間のパイロット事業に資金が提供される。
　「ジェネレーション・ユナイテッド」は、100を超える国、州、地方の組織および個人を代表する団体であり、世代間協力のために必要となる経済的、社会的、個人的事項について、政策決定者や市民に対し情報提供等を行っている。「ジェネレーション・ユナイテッド」は、異なる世代を対象とした戦略により、子ども、青年および高齢者の生活を改善することに焦点を当てている。各世代の豊かさを称えつつ、共通の基盤となる領域を模索するためのフォーラムを提供することによって、世代間の協力を促進させるための活動を行っている。
　今回の補助金を元に、同団体は、世代間の環境保健の問題に対処するための少額の助成金を提供し、助成金対象者および市民に対し、情報・技術支援を提供する。また、世代間の環境事業モデルやその実践例を見出すのに役立つプロジェクトから、環境上、意義のある成果を得たいとしている。【ＥＰＡ】