【気象庁】2005.09.09 発表
2005年の南極のオゾンホールは過去最大の大きさとなった00年、03年と同程度か、それより若干小さめになる−−との予測を気象庁が05年9月9日付けで発表した。
05年の南極オゾンホールは8月中旬に急速に拡大し、すでに04年の最大面積を上回っている。
今回の予測は、オゾン破壊を促進するマイナス78℃以下の領域の面積が例年より大きい状態で推移していることや、この面積と成層圏のオゾン層破壊物質量の情報をあわせて算定したオゾン欠損量(注1)の推定値などを踏まえて引き出されたもの。
(注1)観測されたオゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)をオゾン全量の全球平均値である300ミリアトムセンチメートルに回復させるために必要なオゾンの質量(万トン単位)。オゾンホール内で破壊されたオゾンの総量の目安となる。【気象庁】
http://www.jma.go.jp/jma/press/0509/09a/hole0501.html
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