【水産庁】2005.09.09 発表
水産庁は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の候補施設募集を平成17年11月10日まで行うことにした。
漁村は環境保全、文化の継承など多面的な機能を持っており、今回の百選選定は、このような機能の1つ、漁村の歴史や文化に光をあてることにより、都市の人びとに漁村の魅力を知ってもらい、都市と漁村の交流に役立てていくことが目的。
応募対象となるのは、漁村の歴史・伝統・文化、伝統的漁業、漁業史に残る出来事などに関連する物語やエピソードのある施設。一般公募のほかに、都道府県からの推薦も受け付ける。
応募案件に対しては(1)地域の水産業や漁村の歴史上重要な役割を果たしてきた、(2)地域固有の伝統的漁法に関係している、(3)工法や様式、意匠が現在では貴重、(4)由緒・来歴があり、歴史的・文化的価値が高い、(5)漁村を象徴する独特なものを持ち伝統的−−の5つの選定基準にもとづき、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」選定委員会が評価。最終的に100施設を選定し、農林水産大臣が認定を行う方針。
選定結果は事務局ホームページで公表する。【水産庁】
http://www.jfa.maff.go.jp/release/17/17.0909.01.htm
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.