【外務省】2005.09.15 発表
日本政府は2005年9月15日、世界遺産条約に基づく文化遺産として「石見銀山遺跡とその文化的景観」を推薦することを決定した。
石見銀山は戦国時代から近代まで稼業した島根県の鉱山。16~17世紀には同銀山で産出された良質の銀が海外にも大量に輸出され、流通したことから、東西の文物交流の物証として意味があり、さらに考古学的遺跡、文化的景観としても価値を持つという。
推薦対象になるのは「銀鉱山跡と鉱山町」、「港と港町」、「街道」を含む島根県大田市、温泉津町、仁摩町にまたがる地域。
日本政府としては今後、06年2月1日までにユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出する方針。「世界遺産一覧表」への登録の可否は、ユネスコ側が実施する専門的見地からの審査に基づき、07年7月頃に開催される第31回世界遺産委員会で決定される見込みだ。【外務省】
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/17/rls_0915c.html
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