【環境省】2005.09.22 発表
17年度の「環境技術実証モデル事業」のうちヒートアイランド対策技術の実証試験実施機関である大阪府は平成17年9月22日までに、実証試験対象技術2件を決定した。
環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
ヒートアイランド対策技術での実証試験実施は16年度に続くもので、評価対象技術は、業務用エアコンの空冷室外機から発生する顕熱を抑制する後付け設置が可能な技術。
今回決定した実証試験対象技術は因幡電機産業(株)の空調室外機用水噴霧器(エコロータリージェット)と、高砂熱学工業(株)のビル用マルチ冷媒サブクールシステム。2件の申請案件の中から、実証可能性や技術の先進性、環境保全効果などの点を考慮した結果、2件とも選定された。
今後は実証機関である大阪府が実証試験計画を策定の上、試験を実施。17年度中に試験結果報告をまとめる予定。【環境省】
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