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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2005.09.08 発表

気候変動 インドの農業・保健衛生・インフラに重大な影響を及ぼすおそれ

 デリーで開催されたEU・インドサミットにおいて、気候変動がインドに及ぼす影響に関する研究の成果が発表され、農業や保健衛生、森林、インフラなど様々な分野に重大な悪影響が及ぶおそれのあることが明らかになった。この研究は、イギリスとインドが3年間をかけて進めてきたもの。
 この研究によれば、今後、数十年にわたって、気温上昇が続く可能性があり、インドでは小麦や米の収穫量が減少するおそれがある。降雨量の増加が見込まれる地域もあるが、他の地域では、干ばつの期間が長引くことが予測され、林業や植生の変化につながる可能性がある。また、マラリアの発生地域が広がることも懸念される。さらに、海面が上昇することで,インド南西部における鉄道システムに被害が生じる危険性があるという。
 なお、この研究プログラムは、イギリス環境・食糧・地方省とインド環境・森林省が立ち上げたもので、イギリスのハードレーセンターなどの協力も得ながら、インドの8つの研究機関が参加した。研究費は、45万ポンド(9000万円)。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2005/050908a.htm

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