【ドイツ】2005.08.26 発表
ドイツのトリッティン環境大臣とフランスのオラン エコロジー・持続可能な開発大臣は、8月25・26日、ドイツ北部のリューゲン島で会談した。概要は次のとおり。
●地球温暖化対策 運輸部門における対策が急務。EUの温室効果ガス排出量取引スキームの対象に航空分野を加えること、及び航空券に国際連帯税を課税することは必要不可欠である。また、道路交通分野では、欧州自動車工業会に、2008年までに、製造許可を受けた自動車のCO2排出量を140g/km以下にすることを義務付け、さらに120g/kmに引き下げることを試みると約束した。
●再生可能エネルギー 再生可能エネルギー世界会議「renewables2004」で承認された「国際行動計画」の実行を呼びかける。
●国連首脳会合 9月に開催される同会議では、国連環境機関(UNEO)の創設を呼びかける。
●国際自然保護政策 地球温暖化とともに、生物多様性の喪失は、持続可能な発展への挑戦である。2010年までに、生物多様性の喪失を食い止めなければならない。内陸地や洋上における世界的な保護網を創設することは、生物多様性保全のための大きな鍵である。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_01012005/pm/35911.php
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