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【アメリカ】2005.09.07 発表

EPA 殺虫剤試験に関する倫理基準案を公表

 EPAは9月7日、第三者機関による、妊婦および小児を対象とした殺虫剤の投与試験に関して、倫理基準の案を公表した。現在パブリック・コメントを募集している。
 この規則案は、第三者機関による、ヒトへの曝露を内容とする殺虫剤の試験に自発的に参加する人が、倫理的な取扱いを受け、あわせて潜在的なリスクについて完全に知らされることを確保するためのものである。
 規則案は、試験者に対し、新たに、意図的な殺虫剤の投与試験を行うにあたって、(1)「共通規則」(連邦政府により実施され、または支援される試験に対する、現行の倫理基準)における要求事項を遵守すること、(2)試験が新規の倫理基準に適合し、科学的に適切なものであるかをEPAが審査するために、試験の開始前に、試験に関する詳細な計画をEPAに提出すること、および(3)試験が開始されたら、当該試験が必要な倫理基準に適合しているかを示す詳細な情報をEPAに提供すること、を要求する。なお、EPAによって支援・資金提供がなされる試験については、「共通規則」に定められる基準を既に遵守しているため、今回の倫理基準案は、かかる規則の対象を、第三者機関によって実施される殺虫剤の試験に拡大するものである。
 規則案は、EPAが、ヒトに係る試験に依拠するべきか否かを判断するにあたって従うべき基準についても定めている。EPAは、「人体試験審査委員会」を設置し、調査計画、および利用可能ないくつかの調査について審査することを提案している。【EPA】

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