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【原子力安全・保安院】2005.09.30 発表

美浜1号機が原子炉手動停止 1次冷却材ポンプと加圧器安全弁から漏水

 定期検査による調整運転中の平成17年9月17日に、蒸気配管溶接部から蒸気が漏えいし、その補修などを目的として9月29日に出力降下を行っていた関西電力(株)美浜発電所1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力34万キロワット)で、1次冷却材ポンプの漏えい水飛散防止用覆い板から放射能を含んだ水が漏れていることが確認され、関電は9月29日19時57分、原子炉を手動停止した。
 なお、美浜1号機では29日午前4時32分にも、加圧器の圧力を調整する加圧器安全弁の出口温度が約90℃に上昇し、警報が発生していた。
 この警報は、1次冷却材ポンプの漏えい水飛散防止用覆い板からの漏水とは別に、加圧器安全弁のシート部(弁内部にある流れを止める部分)から1次冷却水がわずかに漏れていたことが原因とみられている。
 関電は現在、漏水の原因について調査を実施中。また、これらの事象による環境への放射能の影響はないという。【原子力安全・保安院】

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