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【国土交通省】2005.09.29 発表

大規模民間建築物6,838棟で吹付けアスベストが露出

 国土交通省は平成17年9月29日、民間建築物での吹付けアスベスト使用実態調査の中間報告を公表した。
 この実態調査は、昭和31年から55年までに施工された民間建築物のうち面積が1,000平米以上の大規模建築物に使用されている、吹き付けアスベスト、アスベスト含有吹付けロックウールを調査したもの。
 公表内容によると、調査対象となった14万2,929棟のうち、9月27日時点で建築物所有者からの調査結果が報告された建築物は7万6,747棟、うち露出した吹付けがあると報告された建築物数は6,838棟だった。
 なお国土交通省ではこの内容を受け、(1)報告のなかった所有者への再調査を改めて地方公共団体に要請するとともに、(2)吹付けが露出している建築物の所有者に対し、除去、封じ込めなどの飛散防止対策の実施、対策時の関係法令遵守を地方公共団体を通じ指導する方針を固めた。
 また、社会資本整備審議会建築分科会に設けたアスベスト対策部会で、中間報告を踏まえた今後の調査・対策方針を審議するとしている。【国土交通省】

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