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【イギリス】2005.09.15 発表

生物多様性戦略の進捗状況を発表

 イギリス環境・食糧・地方省は、9月15日、イングランド生物多様性戦略の進捗状況について、新たなデータを発表した。これは2003年12月に発表した進捗状況評価指標のうち、19件の指標のデータをアップデートしたもので、同戦略開始数年目の結果として、沿岸部、河川、農地、環境重要地区などで、全体的に改善傾向にあることが分かった。
 指標データによれば、学術研究上重要地域(SSSIs)のうち、沿岸部や郊外にあるもの、また地方自治体や企業が保有管理しているものについては改善傾向が見られ、「良好な状態」と評価されたSSSIsの割合は、56.9%(2003年3月)から67.4%(今回)に増加した。また、海洋に流入する有害物質量が減少したこと、河川が生物学的に健全になってきていることなども分かった。
 ただし、生物多様性担当のジム・ナイト大臣(政務次官)は、「どの分野でも、戦略が掲げる目標には到達していない」として、これからも、バランスのとれた野生生物管理戦略などを通じた取組みを進め、環境管理を奨励し、田園管理にもっと市民を巻き込んでいく必要があると述べた。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2005/050915b.htm

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