EPAは9月28日、住宅に関するエネルギー・スターの要求事項の改訂版を公表した。
　これによると、今後、エネルギー・スターの認証を受けるためには以下の事項を満たす必要がある。
●検査済みであるより高い水準の断熱材を設置すること
●断熱材が規定の機能を果たすことができるよう、枠組み、密閉部分を完璧にすること
●エネルギー・スターの要求事項に適合する窓であること
●気候に適した、高効率・適切な規模の冷暖房設備であること
●よりエネルギー効率的な温水器、照明、電気器具であること
　今回の改訂は、最近のエネルギー基準の変更、および新築住宅のエネルギー効率性を調査した、エネルギー省の「ビルディング・アメリカ・プログラム」の成果に基づくものである。新たな要求事項は、2005年秋に公表され、2006年7月1日より実施される予定である。
　なお現在、エネルギー・スターの認証を受けた住宅は、2500を超える建設業者によって40万棟以上が建設されている。【ＥＰＡ】