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【原子力安全・保安院】2005.10.27 発表

原発6基の定期安全管理審査結果公表 関電大飯2号機、高浜3号機は「重大不適合」

原子力安全・保安院は平成17年10月27日、東京電力(株)の柏崎刈羽7号機、関西電力(株)大飯2号機、高浜3号機、中国電力(株)島根1号機、九州電力(株)の玄海1号機と4号機について、独立行政法人原子力安全基盤機構から報告された定期安全管理審査結果に対する保安院としての評定結果をまとめ公表した。
 定期安全管理審査は原発設置事業者が実施した定期事業者検査の実施組織、検査方法、工程管理、検査にかかわる教育訓練など−−の品質保証・保守管理に関するルール300項目以上への適合性について、独立行政法人原子力安全基盤機構が抜き打ち的手法も使って審査。審査結果を国が「A(不適合事項がなく、品質マネジメントシステムが機能)」、「B(軽微な不適合があるが品質マネジメントシステムは機能)」、「C(重大な不適合ありで品質マネジメントシステム機能していない)」3段階で評定を行うとしている。
 今回発表分の総合評価は、玄海1号機が「A」、柏崎刈羽7号機、島根1号機、玄海4号機が「B」と判断されたが、16年8月に発生した美浜3号機の二次系配管破損事故を踏まえ、特に厳格に審査を行なった関西電力の大飯2号機、高浜3号機は、「C」と評定された。
 なお「C」評定は、「関電での事故再発防止対策の実施状況が、現時点で評価・改善される段階までに至っていない」との判断によるもの。 【原子力安全・保安院】

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