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【経済産業省】2005.11.02 発表

新たに2社の接着剤にアスベスト含有の可能性

 経済産業省と厚生労働省が日本接着剤工業会加入の176社を対象に行っている接着剤へのアスベスト(石綿)使用状況調査で、2005年11月1日までに新たに2社が製造した製品にアスベストが含有されている可能性があることが判明した。
 この調査は05年9月にセメダイン社の接着剤にアスベスト含有が判明したことをきっかけに開始されたもので、調査対象となっているのは、04年10月から05年9月までに製造された接着剤。調査の結果、すでに05年10月6日までにセメダイン社を含め4社の接着剤にアスベスト含有の可能性が高いことが判明している。
 今回発表された2社は10月6日以降11月1日までに新たに結果が報告されたもので、4社と同様に原料メーカーから提供された化学物質安全データシートの情報では「石綿非含有」とされていたものの、原料再分析の結果、石綿含有の疑いが浮上した。2社のうちガンツ化成(株)の接着剤への石綿含有率は推定1%超、もう1社のアイカ工業(株)の接着剤への石綿含有率は推定1%以下であるとされている。
 なお2社はこれらの接着剤の製造・出荷を中止し、流通在庫の回収を行う方針。
 また経済産業省では調査結果を踏まえ、2社に対し、(1)事実関係の究明と結果の公開、(2)該当接着剤の早急な代替品との交換と交換状況の報告、(3)問い合わせ体制整備−−を指示した。【経済産業省】

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