【国連】2005.10.24 発表
第7回砂漠化対処条約締約国会議が、10月17日から28日まで、ケニア・ナイロビで開催されている。同会議のハイレベル・セグメント(閣僚級の会合)で、UNEPのテプファー事務局長は、ミレニアム開発目標を達成しようとする場合、土壌劣化と砂漠化は、国際社会が直面する重要な課題であるという意見を述べた。
アフリカ大陸の約66%が砂漠・乾燥地であり、アフリカの陸地部分の約46%が砂漠化の影響を受けやすい脆弱な地域である。砂漠化や土壌劣化は、貧困・飢餓・強制移住とつながる世界規模の問題であり、UNEPは、土壌劣化に対処するテラフリカ(TerrAfrica)イニシアティブの開始を歓迎している。この取組みは、世界銀行を中心に、UNEPも参加して行われるもので、2006年は約40億ドル(4400億円)を活用する予定である。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=455&ArticleID=5014&l=en
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