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【環境省】2005.11.04 発表

15年度のごみ総排出量5,161万トン 1人1日では1,106グラム排出

 環境省は平成17年11月4日付けで、15年度の全国の一般廃棄物(ごみ・し尿)排出・処理状況の調査結果を公表した。
 15年度の一般廃棄物の総排出量は、14年度と同じ5,161万トンだったが、1人1日あたりのごみ排出量は14年度の1,111グラムよりわずかに減少し、1,106グラムとなった。一般廃棄物の排出量はここ数年、ほぼ横ばい傾向が続いている。
 一方、市町村による再資源化量と住民の資源回収量をあわせた再生利用量は、14年度の864万トンより6%増加し916万トンとなり、リサイクル率も14年度の15.9%から約1ポイント増え、16.8%になった。リサイクル率はこの10年間毎年1%程度ずつ着実に増加しており、15年度もこの傾向が継続したといえる。
 なおリサイクル率の増加を受け、最終的処分量も14年度の903トンからやや減少した845トンとなったが、一般廃棄物最終処分場の残余容量総計が1億3,708万立方メートル(14年度:1億4,477万立方メートル)、残余年数が13.2年(14年度:13.1年)であることを考えると、依然として厳しい状況だ。
 し尿処理については、総人口1億2,751万人のうち、下水道を利用している人の数は7,802万人(61.2%)、浄化槽を利用している人の数が3,303万人(25.9%)、水洗化されていないトイレを使っている人の数が1,645万人(12.9%)であることが判明した。【環境省】

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