【環境省】2005.11.04 発表
2005年10月31日、11月1日の両日、英国・ロンドンで「気候変動、クリーンエネルギー及び持続可能な開発に関する対話」が開催された。
この会議は、G8各国と主要新興経済国が、05年のグレンイーグルズサミットの合意文書「気候変動、クリーン・エネルギー、持続可能な開発」を踏まえた対話を開始するためのもの。
グレンイーグルズサミットの議長国でもあった英国が主催し、主要エネルギー需要国19か国のエネルギー・環境担当大臣らが出席。
エネルギー政策や経済政策とあわせた気候変動問題の検討が不可欠であるとの理解が再確認されるとともに、(1)低炭素経済への移行、(2)技術協力、(3)クリーンエネルギー技術への投資拡大、(4)次のステップ−−などの議題が話し合われた。
このうち「低炭素経済への移行」に向けては、気候変動への悪影響を回避する技術の開発・普及について明確なロードマップを持つことが必要との認識が共有化され、またクリーンエネルギー技術への投資拡大については、民間セクターに明確な政策シグナルを発信し、適切な投資への誘導を図っていく必要性が確認された。
次のステップとしては08年に日本で開催されるG8サミットでこの「対話」の成果を報告すること、世界銀行と国際エネルギー機関(IEA)が「対話」に積極的に取り組んでいくことが決まった。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6511
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