【環境省】2005.11.22 発表
2005年11月17・18日の両日、東京・港区の三田共用会議所内でアジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)の国際ワークショップ「アジア太平洋地域における地球観測及び能力開発ニーズに関するスコーピングワークショップ:気候に焦点をあてて」が開催された。
APNは、1996年に設立された、地球変動研究を支援するアジア太平洋地域の政府間組織で、現在21か国が参加している。
今回のワークショップにはアジア太平洋地域を中心とした13か国から、能力開発や地球温暖化/気候変動問題の専門家計32名が参加。
GEOSS(全球地球観測システム)10年実施計画の具体化に向け、必要な地球観測の対象分野、能力開発が進められるべき事項などについて議論が行われた結果、対象分野としては「気候変動による水資源管理の影響」など、能力開発が進められるべき事項としては、「観測や情報処理の手法」、「気候モデルの改良と利用」などが挙げられた。
この結果は06年3月にタイで開催予定の第2回ワークショップでの議論に活用される見込み。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6578
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.