【イギリス】2005.11.09 発表
イギリスのモーレイ環境大臣は、11月9日 国内の414カ所の海水浴場・淡水浴場のうち、305カ所が、EUの水浴場指令の水質基準を満たしていたことを明らかにした。
また、最低基準を達成した水浴場は、全体の98.8%に上った。一方、基本的な基準を満たすことができなかったのは5カ所に留まった。
1990年代の初頭には、イングランドの水浴場の3分の1以下しか基準を達成できなかったことを考えると、この改善は画期的なものである。
モーレイ環境大臣は、ビーチに出かける人、観光への好影響を考えると喜ばしいニュースであり、過去10年間で下水道に使用された10億ポンド(約2000億円)も効果があったと強調した。今年度の改善は、EUの水浴場指令の改正(水質基準、公衆衛生の保護を強化)に備えるものとなる。改正案については、10月に合意されており、2006年初頭に、正式採択の予定。【イギリス環境・食糧・地方省】
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