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[海外エコニュース一覧]

【ドイツ】2005.11.10 発表

工場におけるエネルギー効率化パイロットプロジェクトを実施

 ドイツ連邦環境省は、11月10日、Frank Borstel社が、自社の光学器械製造工場(Grimmen市)を改築及び新築するにあたり、これを連邦政府のパイロットプロジェクトとして指定し、「環境負荷軽減のための投資プログラム」から7万ユーロ(約950万円)を出資することを発表した。
 Frank Borstel社では、工場の改築・新築に当たって総合的なエネルギーコンセプトを導入することで、年間のCO2排出量が、法的な基準より27トン少なくなる。特に革新的な点は、11.2KWの太陽光発電装置の太陽電池に冷却装置を装備することである。太陽電池の発電効率は、温度の上昇により低下するが、この冷却装置により、効率は約15%となる。冷却装置がない場合は、年間9,500kWhの発電量に留まるが、装置により10,000kWh以上に上昇する見込みである。
 プロジェクトにおける各種データは、今年中に環境省のホームページに公開される。また、最終報告は2年以内に提出される。【ドイツ連邦環境省】

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