【厚生労働省】2005.11.29 発表
厚生労働省は病院、社会福祉施設、公共職業能力開発施設での吹付けアスベスト(石綿)の使用実態調査結果をまとめ、平成17年11月29日に公表した。
平成8年度以前に竣工・あるいは改修工事を完了した施設が対象で、今回の公表までに調査が完了した施設数は病院で6,976施設、社会福祉施設で8万4,493施設、公共職業能力開発施設で1,922施設。
回答が寄せられた施設のうち、吹付けアスベストなどの使用が確認されたものは病院で2,051施設、社会福祉施設で4,381施設、公共職業能力開発施設で175施設で、うち封じ込めなどの飛散防止対策を完了していなかったものは病院で324施設、社会福祉施設で245施設、公共職業能力開発施設で17施設だった。
厚生労働省では従来から、病院については医療施設近代化施設整備事業の中で、社会福祉施設については社会福祉施設等施設整備費負担金の中で、アスベスト対応を行ってきたが、今回の実態調査の結果を踏まえ、アスベスト飛散防止措置が速やかに講じられるよう関係省庁と調整していく方針。【厚生労働省】
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/kaigou/dl/051129c.pdf
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