【水産庁】2005.12.05 発表
水産庁は2005年12月5日、カナダのモントリオールで開催された生物多様性条約第11回補助機関会合(SBSTTA11)の成果のうち、海洋関連の内容をまとめ、公表した。
この会合は2005年11月28日から12月2日にかけ、条約締約国約150か国の参加のもとに開催され、06年3月に予定されている生物多様性条約第8回締約国会議に向けての勧告案を作成した。
海洋関連の事項としては、国家管轄権外の公海深海底遺伝資源保全のために活用可能な措置の選択肢に、(1)行動規範やガイドラインなどの使用、(2)許可制度、環境アセスメント、海洋保護区設定、脆弱な海域での破壊活動禁止などを通じた環境に影響を及ぼす要因の管理・削減などが含まれうることが盛り込まれた。
このほかには森林や山岳の生物多様性保護、内陸水生態系、侵略的外来生物などについて議論が行われ、それぞれのテーマに沿って勧告案が作成された。 【水産庁】
http://www.jfa.maff.go.jp/release/17/17.1205.04.htm
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