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【原子力安全・保安院】2005.12.07 発表

柏崎刈羽5号機の原子炉自動停止など原発トラブル5件を国際評価尺度に基づき評価

 2005年12月5日に開催された、総合資源エネルギー調査会のINES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)評価小委員会で、05年7月から05年10月までに経済産業省所管の原子力施設で発生したトラブル5件についてINESによる評価が実施された。
 評価対象になったトラブルは(1)東京電力(株)柏崎刈羽5号機での復水器真空度低下による原子炉自動停止、(2)日本原子力発電(株)東海第二発電所での電動機駆動原子炉給水ポンプ出口弁弁棒の破断、(3)東電・福島第一5号機での「炉心スプレイ系」のポンプの流量調節用弁の弁棒破断、(4)関西電力(株)美浜1号機での1次冷却材ポンプからの漏水、(5)東電・福島第一2号機での原子炉冷却材再循環ポンプ1台の自動停止。
 (1)についての評価は「レベル0+(原子炉施設の安全性に影響を与え得る事象)」(2)~(4)の評価はすべて「レベル0−(安全に影響を与えない事象)」とされた。
 INESは国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)が1992年3月に策定した原子力施設の事故・故障の世界共通の評価指標。日本では92年8月から運用されている。【原子力安全・保安院】

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