【気象庁】2005.12.14 発表
気象庁は2005年12月14日、05年の世界と日本の年平均気温速報値を発表した。
今回の世界の平均気温発表データは、陸上で観測された気温データに加え、海面水温データも使って算出する新統計手法によるもので、05年は平年(1971年から2000年の平均値)より0.33度高く、統計が始まった1891年以降のデータ中では1998年に次ぐ2番目の高温だとしている。
一方日本の平均気温と平年との差はプラス0.40度で、統計を開始した1898年以降では12番目に高い値であった。
なお世界の平均気温は1980年代中頃から、日本の平均気温は1990年代はじめから高温傾向が続いており、気象庁ではその要因を「二酸化炭素の増加による地球温暖化の影響や数十年~百年規模で繰り返される自然変動が考えられる」としている。【気象庁】
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