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【農林水産省】2005.12.25 発表

茨城県小川町の2養鶏場で鳥インフルエンザウイルスの抗体陽性確認 過去の検査も詳細調査へ

 茨城県小川町のヨザワファーム(株)本場(飼養鶏数:約3万1,000羽、開放型鶏舎4鶏舎)と同百里農場(飼養鶏数:約1万3,000羽、開放型鶏舎2鶏舎)で、平成17年12月25日までにH5亜型の鳥インフルエンザウイルス(注1)抗体が確認されたため、「抗体陽性のみつかった開放型鶏舎については、養鶏場内のすべての鶏を殺処分する」という防疫対応方針に基づき、全飼養鶏に対する殺処分が命令された。
 これら2養鶏場の過去3回のウイルス検査結果はいずれも陰性だったが、県の担当者が鶏舎に立ち入らず、養鶏場側が鶏舎から取り出した鶏を検査に使っていたことが今回判明したため、茨城県は過去の検査の適切性などについて引き続き調査する方針。
 なお、2農場周辺の地域については、現在設定されている半径5キロメートルの移動制限区域を、区域内の養鶏場で新たな感染が生じないことを確認するまでの間、継続することになる。

(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1~15の15型、NではN1~9の9型が知られている。【農林水産省】

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