（財）地球・人間環境フォーラムは平成１８年１月１１日、「第９回環境コミュニケーション大賞」の受賞作品を決定し公表した。
　「環境コミュニケーション大賞」は企業の環境情報の開示と環境コミュニケーションを進めることを目的としている事業で環境省が後援している。
　１７年９月１６日から１０月２１日までの募集期間中には、「環境報告書部門」３０１点、「環境活動レポート部門」２５点、「テレビ環境ＣＭ部門」４７点の応募作品が寄せられ、審査の結果、「環境報告書部門」の環境報告大賞に沖縄電力（株）、持続可能性報告大賞に（株）大和証券グループ本社、「環境活動レポート部門」の大賞に（株）マルト、「テレビ環境ＣＭ部門」の大賞に本田技研工業（株）が選ばれた。
　なお「環境報告書部門」ではこのほかに、環境報告優秀賞１０点、持続可能性報告優秀賞６点、奨励賞３点が決まり、大賞、優秀賞受賞企業のうち、トヨタ自動車（株）など６社には複数回にわたる優れた取り組みを表彰するために環境報告マイスター賞があわせて贈られることになった。また「環境活動レポート部門」で優秀賞４点、「テレビ環境ＣＭ部門」で優秀賞５点も決定している。
　表彰式は１８年１月２５日１３時より東京・千代田区の日本教育会館一ツ橋ホールで開催予定で、終了後は引き続き、環境コミュニケーションシンポジウムが開催される。【環境省】