メインコンテンツ ここから

[国内エコニュース一覧]

【原子力安全・保安院】2006.01.13 発表

川内原発1号機蒸気発生器伝熱管13本に傷

 定期検査中の九州電力(株)川内原発1号機(加圧水型軽水炉、定格電気出力89万キロワット)で、蒸気発生器伝熱管の全配管9,804本に対し高性能渦流探傷検査(ECT)を実施したところ、13本の伝熱管の一部に傷が生じていることを示す信号が認められた。
 信号が表示された箇所はいずれも、過去の定期検査で傷を示す信号が認められた場所で、伝熱管を管板に固定する際に発生した力と運転時の内圧が相まって、伝熱管内面で応力腐食割れが発生したことが原因と推定されている。
 INES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)による暫定評価では「レベル0−(安全に影響を与えない事象)」とされており、九電では対策として信号表示が認められた伝熱管13本を機械式栓で施栓し、使用しないとした。
 なお原子力安全・保安院ではこの報告書の内容を妥当としている。【原子力安全・保安院】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】