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【国土交通省】2006.01.12 発表

道路関連施設のアスベスト飛散防止対策・ばく露防止対策についての報告書まとまる

 国土交通省の「道路施設アスベスト対策検討委員会」は平成18年1月12日までに、道路関連施設の維持・管理時に必要なアスベスト飛散防止対策・ばく露防止対策について報告書をまとめた。
 報告書は、道路関連施設に使用されたアスベストを、解体時作業での発じん量や廃棄
物としての飛散性・非飛散性の度合いに応じて、「レベル1(作業時の発じん量が著し
く多く、廃棄も飛散する)」、「レベル2(作業時に発じんしやすく、廃棄も飛散する)」、「レベル3(作業時の発じんが比較的低く、廃棄時も非飛散性)」に分類。
 直轄国道や高速道路(株)所管の6,237施設でのアスベスト使用状況調査の結果、「レベル1」にあたる吹付けアスベストなどの使用が判明した施設が159施設あったが、うち86施設では飛散防止措置が実施ずみ、残り73施設は今後対策を実施予定と報告している。
 また、使用されたアスベストのレベルごとに今後の具体的措置方針をまとめたが、たとえば「レベル1」のアスベストについては、(1)使用が明らかとなった場合、建築物については石綿障害予防規則第10条の手続きを遵守し、土木構造物については、同条の手続きに準じた措置を行う、(2)解体時には、建築物は関連法規で規定する手続きを遵守し、土木構造物は建築物に対する規定に準じた措置を行う−−という内容が示されている。【国土交通省】

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