（財）省エネルギーセンターは平成１８年１月１６日、１７年度の「省エネ大賞」受賞機器・システムを発表した。
　「省エネ大賞」は、省エネ製品の開発・普及を促進するために、優れた省エネ性能を持つ民生用機器・システムを広く公募し表彰している賞で、平成２年に創設以来、１７年度で１６回目を迎える。
　学識経験者らで構成する「省エネ大賞審査委員会」による審査の結果、１７年度は高い省エネルギー性を達成した（株）日立空調システムの店舗用パッケージ型エアコンインバータタイプ「ＨｉインバータＩＶＸてんかせ４方向ヒータレスシステム」が「経済産業大臣賞」を受賞。
　また、三菱電機（株）の家庭用ルームエアコン「霧ヶ峰ＺＷシリーズ　ＭＳＺ−ＺＷ４０ＴＳ」と、富士ゼロックス（株）のコピー、プリンター、スキャナー機能を併せ持つフルカラーデジタル複合機「ＡｐｅｏｓＰｏｒｔ／ＤｏｃｕＣｅｎｔｒｅ　Ｃ７５５０　Ｉシリーズ」が「資源エネルギー庁長官賞」に、（株）一条工務店の高性能次世代型省エネ木造住宅「夢の家２」など１０件の機器・システムが「省エネルギーセンター会長賞」が選ばれた。
　受賞機器については東京ビッグサイト（１８年２月１～３日）とインテックス大阪（１８年２月１６～１８日）で開催される「ＥＮＥＸ２００６（地球環境とエネルギーの調和展）」でも展示するほか、受賞機器の詳細を記載したパンフレットを同会場で配布する。パンフレットは省エネルギーセンターホームページにも掲載予定。【資源エネルギー庁】