【水産庁】2006.01.19 発表
水産庁は、平成18年1月7日から18日までの日本沿岸の大型クラゲ出現状況をまとめ、18年1月19日に公表した。
日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心に大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早かったほか、はじめて太平洋側でも出現が確認された。
今回の公表内容によると、大型クラゲは山口県西部から北海道までの日本海側全域と、三陸沖を中心とした青森県から千葉県までの太平洋側などで引き続き出現が報告された。
出現量は、島根県東部では7,000個体、福井県若狭湾では3,000個体、新潟県佐渡沖や青森県太平洋側などで数100個体が入網したとの報告が寄せられ、これらの地域では漁撈作業遅延、漁獲物の鮮度低下といった操業上の支障が発生した。
ただし、山形県の底曳網や島根県・岩手県の定置網などでへい死個体が多く入網するようになっているという。【水産庁】
http://www.jfa.maff.go.jp/release/18/011901-01.htm
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