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【農林水産省】2006.01.24 発表

第1回若手農林水産研究者表彰の受賞者発表 カドミウム汚染水田修復技術開発の牧野氏ら 

 農林水産省は平成18年1月24日、第1回若手農林水産研究者表彰の受賞者を発表した。
 この表彰制度は、農林水産業や関連産業に関する研究開発に従事する若手研究者の意欲向上を目的として17年度に創設されたもの。
 その年度の4月1日時点で40歳未満の研究者で推薦機関による推薦を受けた人を対象に、毎年度3名以内を選定・表彰するとしている。
 第1回受賞者には、54件の応募の中から、「土壌汚染法によるカドミウム汚染水田の修復技術の研究」を行った独立行政法人農業環境技術研究所の牧野知之さん、「新しい網羅的タンパク質解析手法の開発とアレルゲン検出技術への応用に関する研究」を行った独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構作物研究所の矢野裕之さん、「生殖細胞の異種間移植を利用した魚類養殖法に関する研究」を行った東京海洋大学の吉崎悟朗さんが選ばれた。
 このうち牧野知之さんの研究は、土壌からのカドミウム溶出技術を解明するとともに、水田土壌中のカドミウムを除去するため、塩化第二鉄を使った化学的洗浄による新たな汚染土壌修復技術を開発。基礎から応用まで一貫した研究に取り組んだ点、汚染土壌修復技術として実用性が評価されたもの。
 受賞者に対しては18年2月2日に授賞式が行われ、奨励金1名につき200万円が授与される。【農林水産省】

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