【ドイツ】2006.01.09 発表
ドイツ自然公園連盟とユーロパーク・ドイツは、2006年を「自然公園の年」として様々な活動を実施する。
ドイツで最初の自然公園プログラムが制定されてから50年が経ち、現在では、95カ所の自然公園が設立されているが、これは、国土の25%以上を占める。国立公園などの大型の自然保護地域と合わせ、これらの地域は、ドイツにおける魅力的なツーリズムの場を提供している。
ドイツ連邦環境省のクルーク事務次官は、「ドイツ人の3人に1人は、自然体験を休暇の重要な要素としている。自然公園の年を通じて、自然公園とドイツでのバカンスを宣伝していきたい。自然保護政策は、経済政策でもあり、雇用の創出にもつながる」とコメントしている。
自然公園の存在は、地域の経済発展にも効果的であることが、2005年に連邦環境省が発表した調査で明らかにされている。調査は、ミューリッツ国立公園、アルトミュールタル自然公園、ホーヘアフレミング自然公園を対象に行われ、これらの地域では、2004年、合計で4000万ユーロ(54億円)の収入が生み出された。また、これらの地域では、ネーチャー・ツーリズム関係の経済効果により、1300件以上の雇用が確保された。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/36510.php
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