【水産庁】2006.02.02 発表
水産庁は2006年2月7日から3月10日までの予定で、中西部太平洋で、漁業調査船照洋丸(総トン数2,214トン)によるかつお・まぐろ類の生息環境調査を実施する。
この調査は、産卵や稚魚の分布、資源動態など未解明な部分が多い中西部太平洋のかつお・まぐろ類の漁場形成要因・資源変動要因を解明することが目的。
調査方法としては、はえ縄操業により採捕したかつお・まぐろの魚体に、遊泳水深や速度を調査船に伝達するピンガー標識や、長期間にわたり回遊状況を記録するアーカイバル標識などを装着・放流するほか、かつおの稚魚採捕、海洋観測、プランクトン採集を同時に実施し、かつおの稚魚の分布と海洋環境の関係についての情報を取得するとしている。
なおこれらの結果については、同海域で海洋環境調査に主眼を置いて実施した「05年度照洋丸第2次調査航海」の結果とあわせて解析を行う予定。【水産庁】
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