【水産庁】2006.02.02 発表
水産庁は、平成18年1月21日から2月1日までの日本沿岸の大型クラゲ出現状況をまとめ、18年2月2日に公表した。
日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心に大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早かったほか、はじめて太平洋側でも出現が確認された。
今回の公表内容によると、大型クラゲは長崎県北部から青森県深浦沖までの日本海側全域と、青森県関根浜沖から岩手県陸前高田沖までの太平洋側などで引き続き出現が報告された。
大型クラゲの入網量は全体的には減少傾向にあるが、福井県若狭湾からは18年1月中旬から下旬にかけて定置網に3,000個体が入網したとの情報が寄せられた。
また出現地域からは、漁撈作業遅延などの操業上の支障が依然として多く報告されている。【水産庁】
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