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【国土交通省】2006.02.07 発表

燃料電池バスの安全・環境基準整備に向け、公道走行試験開始へ 

 バスなどの大型燃料電池車の安全性能・環境性能に関する技術基準を世界で初めて整備することをめざして、国土交通省は燃料電池バスの公道走行試験を中部国際空港周辺地域で平成18年3月2日から開始する。
 水素を燃料とする燃料電池自動車は窒素酸化物や二酸化炭素などの排出ガスが全く排出されないクリーンな次世代低公害車として有力視されている。
 すでに乗用車を念頭に置いた圧縮水素ガスを燃料とする燃料電池自動車の安全・環境基準は17年3月31日に公布・施行されており、2社の乗用車について型式認証も行われているが、現段階では燃料電池バスの安全・環境基準は未整備。17年10月に「燃料電池バス技術検討会」が設置され、今回の公道走行試験で取得される安全性能・環境性能に関するデータをもとに、燃料電池バス実用化に必要な技術基準をとりまとめる予定になっている。
 なお公道走行試験に使用する燃料電池バスは、トヨタ自動車(株)と日野自動車(株)が提供するもので、公募により選定された。
 試験開始当日の3月2日には、中部国際空港敷地内で運行開始を記念するイベントが行われるほか、愛知県常滑市民文化会館で、「燃料電池自動車の実用化促進プロジェクト報告会」や「燃料電池自動車に関する技術展示会」も開催される予定。【国土交通省】

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